お知らせ

Eさん(女生徒)国立東京学芸大学附属高等学校出身

今年のMichaelmas termは去年の同時期と比べて随分と一瞬で終わってしまったように感じます。大学受験に向けて忙しかったこともありますが、Grecianになって新しくできた友人と共同スペースに集まってPoolをしたり話したりすることが増えたのも個人的には大きいです。週末に日本食を振る舞って4、5人で食べるということが定番化し、毎週のSaturday Nightがとても楽しみになりました。

 新学年が始まってすぐには大学に提出する成績を最終的に決める校内模試がありました。Maths, Further Mathsは夏休み前の判定をキープ でき、Physicsも一つ上がったのですがEconomicsだけ上げられず、テスト単体としてはむしろ下がってしまっていたので勉強の仕方を変えなければならないと感じました。LentのHalf term明けには成績等には関係ないものの、A-level前最後の校内模試があるので数学と物理を取りこぼさないようにしつつ経済のレベルも上げていきたいと思います。校内模試以外の大学受験に関しても、出願締め切りを迎え、いくつかAdmission testを行い、冬休みに入ってすぐInterviewをした忙しい3ヶ月でした。出願締め切りまでに複数の先生にPersonal Statementについてアドバイスをもらったのですが、大幅な訂正がなく逆に不安になりました。しかし、今学期中にManchesterとWarwickからOfferを、CambridgeからはInterviewのOfferをもらえたので良かったです。他にはUCLとICLに出願しており、どちらの大学の数学科にもーInterviewはないのでひたすら結果待ちの状態です。Admission testは思ったより集中して対策できず、特にMAT(OxfordとICLの主に数学科で使われるテスト)の手応えはほとんどありません。
TMUA(Cambridgeの数学科じゃない複数学科とその他大学で使われるテスト)はWarwickに必要なスコアはしっかり取れたのですがICLの合否にMATが大きく関わってくると思うのでTMUAとバランスよく対策しておいた方が良かったと振り返って思います。新学期に入ってからExtended CurricularというA-levelの範囲外を主に大学受験に向けて取り組む任意参加の授業が週に1回あり、そこでInterviewの練習として先生や他の生徒の前で問題を説明しながら解くことを何回かしました。口を止めないということがいざ問題を解こうと思うと難しく、初めは先生に注意されることも何度かありました。他の学校との合同Interview練習(他校の先生に模擬Interviewをしてもらう)を行った時も、口に出すことで逆に混乱したり、何か条件を考え忘れていないか不安になったりしたので、1人で説明しながらiPad上で解く練習をしばらくしていました。本番では先生方2人ずつを1回25分で2回、同日に1時間ほど間隔を空けて行いました。一つ目のセッションでは個人的にどちらかといえば苦手な分野の問題が出されてしまい、口に出すことで集中して考えることができず、簡単な問題しか出されずに時間が来てしまいました。2つめは好きな分野の問題だったことと片方がよく笑う先生だったので楽しんでスムーズに取り組めましたが、こちらも簡単なところで終わってしまったように感じました。他の人の話だととにかく難しい問題を出されるというように聞いていたのでかなり不安が残っています。まだ3つの大学のDecisionが出ていないのでいくらか緊張していますがIELTSやA-levelなどやらなくてはならないことが山積みなので過ぎたことに気を揉まずししっかりできることをやっていきたいです。

 また、今学期は渡英後初めてIELTSを受験しました。Overallで6.5だったので一部の大学のrequirementは満たせましたが出願した3つの大学のrequirementは満たせていません。Reading, Listeningは渡英前よりわかる!という感じがかなりあったのですがそれでもまだ読むスピードが追いつかず最後の問題はかなり勘で書くはめになってしまいましたし、普段はふわっと聞いてわ必要なところでわからなければ聞き返すという感じなので聞き取りの正確さが足りず、渡英前から1.5の上昇に留まりました。Speakingは4技能の中で1番よくできたのですが同じく1.5しか上がらず、今回は良いTopicが当たったのにこの成績なので普段使わないような難しい単語やフレーズもパッと出てくるように訓練する必要があると思いました。Writingは渡英前と変わらないという結果になったのですが、明らかにすらすら書けるようにはなっているので、スペルや文法がおろそかになってしまった結果プラスマイナス0になってしまったのだろうと思います。他の大学の結果にはよりますがOverallで7.5必要になる可能性があるので正確な英語を書くことに重点を置きつつ、パソコンではなく手で文章を書く練習をする必要があると思いました。

 音楽では今学期Music Full Colourをいただきました。去年はHalf Colourだったので前より活躍、貢献できたということで嬉しく思います。Marching Bandでは去年ドラムのトップだった先輩方が4人抜け、Head Drummerが在籍が長くて1番上手なYear 12、Second Head Drummerが在籍が長く次に上手いYear 11と私になりました。在籍年数・レベル・学年がごちゃごちゃになったことでYear 12の子ではまとめきれておらず、私もどうサポートすればいいのか計りかねてしまっています。私以上に叩ける人が数人いるので私が口を出していいものなのかと思う部分と、一応最高学年として引っ張っていかなければという気持ちがあり、結局自分の中での方針が定まらないままMichaelmasが終わってしまいました。学年末の1番大きな発表に向けてて全体のレベルを底上げしなくてはならないので、邪魔にならない程度にサポートしていきたいと思っています。また、Concert Bandとしては来学期にシロフォンでのソロ曲をやらせていただけることになったのでMusic practiceの時間や自由時間を活用して仕上げていきたいです。

 全体を通して、Michaelmasは今までで最も充実した学期にすることができました。Easter明けのSummer Termはほとんど試験なので次のLentが実質CHでの最終学期となります。友人関係や音楽の手は抜かず、勉強の重みを増やして生活していきたいと思います。