お知らせ

【Christ's Hospital】 Tさん(男生徒・都立西高等学校出身)

長い夏休みを終え、九月から新しい年度に入り、year12から最高学年のyear13へと進級しました。寮も新しい建物に引っ越しました。昨年までの寮は年下と一緒の寮でしたが、新しい寮は最高学年のみの寮となっており、雰囲気も大きく変わりました。去年と比べて自由度もたかくなり、消灯時間なども無くなりました。自分で時間管理をしなければいけない環境のため、私のような生徒は意識して時間を有効活用しないと、あっという間に深夜になってしまいます。寮生同士が親睦性を深めることを大切にしており、夜にはビリヤードで遊んだり、くつろいで談笑したりすることが多いです。土曜日の夜は昨年と同じようにお酒が出され、みんなとラウンジで飲んでいます。昨年のこの時期は右も左もわからなかったことに比べると、日々の生活にも余裕ができ、より一層充実した学校生活を過ごしていると感じます。

最高学年になってもアクティビティは去年と同じようにあり、私はラグビーをプレイしました。日本の部活のように引退や引継ぎなどはなく、最後の試合が終わったら特に何もなく、コーチからお話をいただいて終わりました。ラグビーを通しての友達などもできたので、ラグビーをやれたことは自分の中ではとても大きかったです。こちらに来たことでしかできなかったことだったのでとても感慨深いものがありました。

最高学年になり、いよいよ受験活動が本格的に始まりました(受験の詳しい仕組みについては二期生の他の生徒のレポートを参照してください)。私は教科ごとに行われるテストの結果が悪く、自分の望んでいたグレードに届かなかった教科もあったため、担当の先生と話し合って、グレードを上げてもらったりもしました。しかし、数学科の受験のために必要なテストの結果が芳しくなく、オックスフォード大学は不合格となってしまいました。

大変だったのはpersonal statementです。夏休みのうちから書き始めるべきだったのですが、夏休み後から始めたため各先生にチェックしてもらうときがとても忙しかったです。結果としては満足のいくものが書けました。学習内容もレベルが上がり、予習復習をしっかりとしておかないとついていけなくなることもでてきました。ただ、少人数クラスのため、授業内容につまずいたらすぐにサポートを受けることができます。授業外でも各教科で自主参加の補修の時間を設けてくれているため、大きくつまずくことはありません。六月に控えたテストに向けて練習問題を始めた教科もあり、いよいよという気持ちです。
また11月にはIELTSも受験しました。結果はよくなく、もう一度受験しなおすこととなりました。学期の真ん中にある二週間の休みにGuardianの方がIELTS用の授業をしてくれたり、学校にもIELTS対策をしてくれる先生がいたりと、サポートは非常に豊富です。六月に向けて、しっかりと準備をしていきたいと思います。

気を引き締めて頑張っていきます。